プリザーブドフラワーの研究が始まったのは……

ドイツのブリュッセル大学・ベルリン大学・フランスヴェルモント社の共同で1970年代の後半のことでした。ここでは「プリザーブドフラワーの歴史はまだ新しい!日本では2000年ごろからスタート」をテーマに説明しています。もともとは生花を長持ちさせる目的でした。

ヴェルモント社がプリザーブドフラワーの加工技術「長寿命の切花製法」の国際特許を取得

1970年代の後半から1986年まで本格的な研究し、5年後の1991年にこの国際特許を取得します。エクアドルに1年中薔薇を作れる工場をヴェルモント社が作りました。まずは薔薇の製造からスタートしたのです。世界中にプリザーブドフラワーを普及させるために薔薇の増産に注力しました。これをきっかけに他のメーカーもプリザーブドフラワーの生産をはじめました。

1993年日本にも技術が伝わりました

1996年フランスのヴェルティッシモ社が誕生し、各メーカーが生産競争をしました。これによってプリザーブドフラワーのクオリティーが上がってきました。日本に入ってきて、ブライダル業界・フラワーアレンジメント業界を中心に普及しました。日本で生産が始まったのは2000年頃。それから急速に普及してきました。